翌朝、起きたら東北で大きな地震のニュース。
新幹線止まっとるぞ。こりゃ帰れんぞ。
ともかく研修。
レンタカーで自然農法センターへ。
『公益財団法人自然農法国際研究開発センター』
化学肥料や合成農薬に頼らずに、自然界の仕組み、特に土の偉力を最大限に活用する自然農法の技術確立、普及を目指して、試験研究、教育研修、国内外への普及活動に取り組んでいます。
ということで、一昨年から私も参加する『もがみオーガニックビレッジ協議会』の事業として、有機の稲作、野菜栽培の指導をしていただいています。
具体的な数値をもとにした栽培の方法や対策は説得力があり、何処をどう改善すればいいのか、分かり易く取り組みやすい内容です。
まずは田んぼと畑を見させていただきました。
秋に二回起こすという田んぼ。藁と攪拌された土はサラッと乾いています。
これだけで家の方とは大違い。
新庄は秋、雨が多く、稲刈り後に一回田んぼに入れたらめっけもん。みたいなところがあります。
すき込んだ藁の分解を促すため、松本ではいかに土を乾かさないか、新庄ではいかに土を乾かすか、と180度逆の対策が求められます。
長野、雪がまったく無いのにビックリ。
この場に立って、感じただけで来た甲斐がありました。
畑は緑肥を活用した野菜栽培を見学。これから肥料代が高騰しそうな話が聞こえてくる昨今、是非とも導入したい技術でした。
それから自然農法センターでは自然栽培した種子を生産・販売しています。その設備も見せてもらいました。
固定種、交配種とも、手作業で受粉作業をしたり、交雑しないように袋を被せたり、雄性不稔技術の入り込む余地のない手間の掛かった種子生産。
家では雄性不稔への懸念から固定種の種だけを使って来たのですが、こういう種子なら交配種でも安心して使えます。
自然農法センターをあとに一路松川町へ。
途中街道沿いの蕎麦屋で昼食。
やっぱ、長野に来たら信州蕎麦食べなくちゃ。
蕎麦処山形県人としては点数が厳しくなりますが、十分に合格点でした。
高速を使って一時間ちょっと、松川町へ。
学校給食への有機食材導入の経緯やら、現状やらを町の担当者の方から伺いました。
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