夏といえば花火とジャンキーな
2011-08-12


ちょっと前の話。
夏らしい事をってことで、花火を見に行ってきました。
お隣秋田県湯沢市雄勝の花火大会。
去年は娘が生まれたばかりで行けなかったので二年ぶり、娘にとっては初花火です。
雄勝の花火大会は家から30分くらいで行けるし、規模も手頃で打ち上げ場所から川を挟んだ対岸から見られるので、なかなかいいのです。
ただ、あまりに近いので、娘があの大きな音を怖がらないかが心配です。
4時頃には家を出て、秋田方面へ向かうと、県境あたりは雨。家の方はさっぱり降らないのでうらやましいなあ。
時間もだいぶ早いので、まだ会場は露天の屋台が並んでいるだけ。
ちょっと足を伸ばして横手市十文字の道の駅まで。
まずはホールに鎮座するビリケンさんにお参り。
妊娠中もお参りしたし、お正月には娘を連れて初詣も。
今回もまた健康に育ちますようにとお祈り。何かと頼りにしています。
そして横手といえば「横手焼きそば」。当然食べました。
普通のソース焼きそばよりもソフトで優しい感じの味なのです。だからまた食べたくなる。

6時頃花火会場に到着。開始は7時半なので、まだ人出はまばら。
明るいうちに場所を確保して夕食を済ませ、ゆっくりと花火を見ようという計画。
夕食はおにぎりと漬け物、枝豆を持参。後は露天のジャンキーな食べ物をいくつか買っておかずにしようと。
やっぱ、祭りにはこういったあんまり体によくなさそうな物が食べたくなります。
ズラッと並んだ露店を一通り見てまわって、買ったのは「甲府鳥もつ煮」、「喜多方ラーメンバーガー」、「チキンステーキ」の三品。
ジャンクフードというよりはB級グルメといったほうがピンとくるチョイスになりました。
まず甲府鳥もつ煮。鳥もつは私の地元新庄も名物ですが、新庄のは醤油、または塩味でしょっぱめの味付け、ショウガやネギも入ったりします。いわゆるもつ煮の鳥版です。
甲府のやつは汁が無く甘辛い味付けで、全然違った味ですが、これもまたなかなかでした。
意外だったのがラーメンバーガー。ラーメンの麺を堅焼きにして、間にローストした豚肉とメンマを挟んだ物です。そのほか、味噌ラーメンスープの素とか、マヨネーズ?ケチャップ?よく分からんソースとか、思った以上にいろいろ注入していて、正直、まさかおいしいとは思っていませんでした。ところが食べてみたらこれが・・・かなり味が濃くてノドが渇いて困ったけれども、結構おいしかったのでビックリでした。
チキンステーキはもう想像通りの味。厚い鶏肉を鉄板で焼いて塩こしょうを振りかけただけ。安心できるおいしさです。

そうこうしているうちに辺りも暗くなり花火が打ち上がります。
川に沿って心地よい風が吹いていきます。日中の猛暑がウソのように快適です。
花火は目の前、ほぼ真上に打ち上がり、ドスンと腹の底に音が響きます。
娘はというと、ちょっと不安そうな表情で花火を見あげながら、妻の腕をしっかりとつかんでいます。
泣くか?と思っているうちに慣れてきたみたいで、30分後には轟音と閃光の中、グッスリと眠りにつき、最後まで起きませんでした。
震災の鎮魂と復興への願いが込められた一番最後の花火はちょっと胸が熱くなりました。
来年もまた見られるといいな。
[日常とか]
[食べたり飲んだり]

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