稲を見て思う
2006-08-21


今日はちょっとした研修会があって、庄内まで有機の田んぼを見に行きました。
最初に見た田んぼはまったくの無肥料で栽培している田んぼ。除草はうちでも使っている除草機「あめんぼ号」の改良型。なかなか優れもので、ノビエはもちろん、コナギも少ししか生えていませんでした。
新しい機械がほしくなってしまった。
稲の姿は茎数が少なめで、穂もそれほど大きくないけれど、一本一本の茎が太くてきれいに開いている。話を聞いてみると、別に特殊な栽培法を取っているわけでもない。品種によって草の形が違うとはいえ、無肥料でこんなになるとは、やっぱり最後は土の力かな。

次に見た田んぼはノビエもコナギもそこそこ生えていて、それでも稲の生育を邪魔するほどではないかなといった程度。一目で除草剤を使ってないのがわかる感じ。
一株の植え込み本数が多めなのか、穂を着けずに枯れていった茎が目立った。稲の姿も慣行栽培っぽい形。

一昔前だと、こういった田んぼを見ると、自分の技術の未熟さを痛烈に思い知らされたのが、最近は冷静に見られるようになった。
それだけ技術が上がったのか、それとも単に慣れてしまったのかな?
[仕事とか]

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